2017年12月4日月曜日

VNシリーズCTRL部定電圧レギュレータについてとファームウエア更新について(12/9の記事をご覧ください)

 根本的な原因とその対策が判明しましたので、こちらの12/9の記事をご覧ください。
 
VNシリーズ第2回頒布中ですが、組み立てた方からの報告がありました。

前回配布分でも数件見られましたが、コントロール部(CTRL)の定電圧レギュレータIC(U4:XC6202P332PR-G)がPLL IC(U2:Si5351A)を道連れに故障し、定電圧レギュレータICを0.5~1Aのものに交換すると故障の再現が見られないとのことでした。

当初故障の過程として出力電圧のオーバーシュートでU2が故障し、ショートに近い状態となって低電圧レギュレータICのショート保護が働かず破損するという流れが考えられ、出力コンデンサの容量が大きいことが原因と判断しC15を1μFに変更し頒布いたしました。

ところがそれでもU4、U2の故障が発生しており、出力電流が高いレギュレータでおさまることから、オリジナルのU4の出力電流がICのロットによってはギリギリもしくは許容範囲を超えてしまっている可能性も考え、U4を500mA以上のレギュレータに変更することを推奨します。

たとえば、NJU7223F33(秋月電子通商で取り扱いあり)はリードタイプですがそのまま
換装は可能だと思います。

当座今後の頒布品に上のレギュレータICを同梱しますのでU4として装着をご検討いただければと思います。

お手数おかけして申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

また、今回ファームウエアを更新しました。

ver.1.20になりますが、このファームウエアはメッセージメモリch1に繰り返し機能を付加しました。設定メニューの"M1Repeat"で赤ボタンを押すと下に"Times :0"と表示されるので、エンコーダを回し繰り返し回数(0~20)を選択して赤ボタンを押すと、0以外では"InterT:3"と出てくるので、エンコーダを回し繰り返し間のインターバル(1~5秒)を選択して赤ボタンを2回押すと復帰します。繰り返し回数が1回以上の場合、ch1でメッセージ再生が開始されると右下の"M1"が"R1"に変わります。インターバル時は”R1"表示が点滅します。

 ファームウエアv1.20 VN-4002用はこちら VN-3002用はこちらです


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